鈴木 茉里さん

鈴木 茉里さん

MARI SUZUKI

修了年度2018年度
現在鷗友学園女子中学高等学校 英語科教員

修士論文

A Longitudinal Qualitative Study on the Change of Japanese EFL Learners’ Willingness to Communicate During Study Abroad

主な経歴・職歴

  • 東京都内にある私立の女子校で勤務して5年目になります。今年度は英語科副主任として、英語科の教員をまとめつつ、校内で英語科が抱えている課題の改善に積極的に取り組んでいます。また、学園祭の顧問として今年度の学園祭の統括をし、生徒とともに行事を成功させることができました。

主な業績

在籍中に学んだこと

2年間の在学中、研究内容についてももちろん見識を深めることができましたが、修士論文執筆を通して自分の得意なことや苦手なことに向き合うことができたように思います。
わたしはもともと、人と話をすることが好きで、修論では長期間にわたってインタビューを行って、データを集めておりました。数回のインタビューを重ねた時に研究参加者の成長や気づきなどが明らかになり、わたし自身も参加者の留学体験を伴走している気持ちになりました。このことから、教員として生徒の話を聞いたり、人生の短い時間ではありますが彼らの伴走ができたらと思い、いまの仕事に就きました。
また、やってみたいと思ったら即行動するという姿勢も在学中の2年間で培った力の一つだと思います。たくさんの学会での発表をする機会をいただき、悩んでいる時間がもったいなく感じる、そんな日々を過ごす中で、まずはやってみよう!という考え方が身につきました。いまの仕事でもこの姿勢は大きく役立っていて、時には生徒を後押しすることができているようです。
学業的には、ディスカッションやプレゼンを通して、広く英語教育に関して学ぶことができました。現在の仕事にも役立っており、仲間と熱いディスカッションを交わせたことを懐かしく感じています。自分だけでは決して学ぶことのできなかったことを仲間たちとともに学べたことは一生の財産です。