渡邉 俊さん

渡邉 俊さん

SHUN WATANABE

修了年度修士課程:2010年度 博士課程:2017年度(満期退学)
現在杏林大学外国語学部英語学科専任講師

修士論文

Precarious Identity of Jay Gatsby Based on Shifting American Myths: From the Perspectives of Class, Race/ Ethnicity, Gender

主な経歴・職歴

  • 「都市からの調査者ウィルソンの指紋収集に隠された欲望――セクシャリティの不確かさ、性的倒錯の視点から」 渡邉俊 『マーク・トウェイン 批評と研究』第19号, pp. 53-66. (2020年6月)
  • 「The Curious Case of Benjamin Button(2008)における親から子へと語り継がれる物語とアダプテーション――Big Fish(2002)との比較から」(proceedings) 渡邉俊、「フィッツジェラルドと映画」 高野泰志、杉野健太郎、和氣一成(4名中3番目)、『The F. Scott Fitzgerald Review of Japan No. 3, 2019』 pp. 34-48. (2020年3月)
  • 「Wig-Snatching of Patriarchal Hypocrisy and Failure of Extreme Feminism: Cultural/Historical Aspects of Witch-Hunting, Decapitation and Hairstyles in Tim Burton’s Sleepy Hollow」 渡邉俊 早稲田大学英語英文学会『英語英文学叢誌』第49号, pp. 67-84. (2020年3月)

主な業績

在籍中に学んだこと

大学院生時代は学部生の時にはバンド活動しかしておらず、勉学をサボり散らかしていた自分にとっては本当に大変でした。学部時代のように先生に指定された教科書や本を読むくらいなんてことないと思うところですが、大学院では毎週数100ページの文献を読む必要があります。その上でプレゼンやディスカッションがあるため、最初の1年目にはお日様が昇る頃まで勉強なんてこともしょっちゅうでした。

学部時代も本来そうですが、大学院の学びでは独創性や主体性は当然ながら求められますが、合わせて大事なのは・・・いや最も大事なのは根気強さなのかもしれません。自分自身で必要な文献を決め、自身の課題に向けて主体的にリサーチしていくというのは当たり前のことですが、壁にぶつかった時に自分の研究を続けていくための根気の強さは本当に大事なことです。自分がこうして大学教員をやっているのがまさにその証拠です。